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映画館で見たい映画 [リアル零崎編]

ぎゃーす(⊃Д`;)

皆様こんばんは、音楽と映画が動力源な管理人:零崎です。日々の生活に潤いを与えるものはやはり芸術の世界、、久し振りに震え上がりましたよ。

          
                   サイレントヒル

殆どの方がご存知かとは思いますが、結構昔にPSソフト「サイレントヒル」というゲームが大ヒットしまして、、なんだかんだと続編とか出てるのかな?4まで出たんでしたっけ。とりあえず自分は1の途中でやめてしまいましたが、、だって恐いんだもん

とまぁ、かなり世界的にも人気の出たゲーム「サイレントヒル」なわけですが、映画化までしたんですよ。それもつい最近。基本的にホラー映画は見ない管理人ですが、ホラーゲームがホラー映画になったらどうなるのか、どこまで再現されるものなのか等々、好奇心が先走り鑑賞に至るわけで。何故ホラー映画が好きではないかというと、別に恐いからって理由じゃなくてですね、、1番最初に見たホラー映画が、厭きれ返る程のB級でして、、とりあえずグロい描写と驚かせる場面を作っときゃいいや的な映画だったんで、ホラー映画ってみんなこの程度なのかなーと見切りをつけちゃったんですね。

で、肝心の映画ですが、、

                 こえーよ これ(⊃Д`;)

ゲームがホラーアクションだったのに対して、映画はミステリー・ホラーを見事にドキュメンタリータッチに織り交ぜ表現している。特に面白いのは、主人公が、ゲームとは違い女性(妻)であることだ。武器も持たない全くの非力な女性が、ろくな抵抗も出来ずに逃げる逃げる、、!ゲームだったら「あぁ?やんのかコノヤロウ(゜Д゜#)」と鉄パイプを振り回したりハンマー振り下ろしたり拳銃ぶっ放したり出来るんですが、「抵抗手段もろくに持たず、異形のクリーチャーと対峙する恐怖」の表現があまりにも秀逸だった。そして何より恐いのは人間だった。というよりは宗教、だろうか。歴史を作るのはいつも宗教だった。宗教で人は殺せる。作中の狂信者の集団も、彼らの神の為に簡単に人を殺している。結局それは保身であり、典型的な集団意識なわけだが、宗教がその感情を曖昧にし、そして助長する。

やはりゲームの映画化という事もあって、「おつかいクエスト」的な進行も多く見受けられるが、そこをうまく隠して自然と観客を次へ次へと誘う脚本が凄い。映画に関わらずどんな読み物でも、必ずどこかに「お休み」があるもので、見る者を安心させる、緊張を解くシーンがある。だがこの映画にはそれがない、、正に「モニターに釘付け」だ。事実を曖昧に表現する事によって謎を生み出すわけだが、そこで「は?なんじゃこら」ではなく「、、え?これどうなってるんだろう、、」にさせる描写には本当に驚かされた。

まぁごちゃごちゃ言ってますが要は

              面白いからとりあえず見てみれ

                                        って事でw

あくまでも個人的意見ですが、映画館に行く価値・DVDを買う価値はある作品だと思います。というか1回見ただけじゃ自分の中で全てを納得させる事が出来ないので、何回も見たいわけでw 見る度に理解が深まり、自分なりの「答え」を出す事が出来る作品じゃないかな、と。

久々にいい映画でした(*'ω')

でわでわ


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薔薇の剣聖

以前から楽しく読ましていただいておりますが、初カキコとなりますw。SHは友達と一緒に見に行って、映画館出た後しばらく放心状態だった記憶が…(>_<)でもよく出来た映画だと思います。X‐メンの2を見ないで3を見てたモィモィでした。お仕事がんば!(^o^)
by 薔薇の剣聖 (2006-10-04 10:05) 

零崎

カキコありがとん(*'ω') 最初名前見たときは誰かと思ったけどw
サイレントヒル、、1回目見終わった後自分なりに色々と解釈を巡らせ、公式ページや一般ブログでの評価・感想・解説などを見て回りましたが、、なんともまぁ、よく構成されてる作品ですねぇ。見てわーっと楽しんですっきりしたー、って映画もいいですが、こうして後にまで色々と考えさせられる映画もステキです。絵画や楽曲もそうですが、映画にも作った人の「伝えたい何か」が感じ取れる表現があり、それを探す行為は見る者にとって最高の娯楽ではないかと。
そんなわけで、最近廃れ気味なブログですが今後ともよしなにw
by 零崎 (2006-10-09 13:07) 

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