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生きたり死んだり、大変だよまったく [戯言編]

大切な人も大切じゃない人も、結局いつか死ぬわけで

皆様こんばんは、今日はとあるフレに向けたメッセージな記事になります。あまり関心がない・別に心当たりはない、って方は見ない方がいいかもです。毎度の事、あまり気持ちのいいお話ではないと思いますのでw

インターネットが一般家庭に普及し始めてもう、10年近く経つのかな。当初は写真1枚表示するのに何分もかかるような世界だったけれど、今はリアルタイムでゲームが出来る程に其の技術は発達したね。おかげで、仮想現実ではあるけれど、こうして出会えたわけで。

「どんな出会いも一期一会」なんて、月並みな言葉を並べればそれまでの話。それを「運命」と言う人もいるけれど、決して運命はいい方向だけに転ぶわけもなく。自分を産んで「忌み子」と呼ぶ両親の下で育つも運命、早くに病気で両親を失うも運命、いつ死ぬか分からない地で戦い続けるも運命、嫉妬と愛憎のみを押し付ける人間と関わりを持つも運命、、どれも貴女と自分の運命だ。今の今までどこにも接点を持たない二人が、こうして仮想であっても言葉を持つのは、それもまた運命らしい。

自身に価値を見出せない人間が、唯一生の充足を得られる瞬間。それが「他人」。周囲に自身の存在を認知してもらえる瞬間だけ自覚出来る。周囲に自身の存在を求められる瞬間だけ生きていられる。そんな人間が大層な事言えないけれど。それでも自分は、貴女にとって先達でありたいと思う。自分より長い時間を生きた人、それだけで尊敬に値する貴女の、良き友人でありたいと思う。強く在ろうと、常に相手を気遣い、自分を押し殺してきた、いつも強く在ろうとした、とても弱い貴女の力になろう。

       「愛されなかったということは、生きなかったことと同義である」

ニーチェやらパウル・レーやら、いろんな偉人や文化人の人生を振り回した才人がこんな言葉を残してるけれど、今となっては充分に理解に足りる。自分は彼女、、ルー・サロメほど奔放ではないから、たった一つの愛で満足しているよ。本当に激しく、狂信的で、偏執的で、とても理解を得られない愛情一つ。
勿論ここまで至るまでに、色々と周囲に迷惑をかけてきたわけだけど。救いを求めて来るなら誰も拒まず、まるで自分が神にでもなったつもりなのか、否、求められる事で自分に価値があると信じ込めるから、ただそれだけに陶酔してただけ。其々に「唯一無二」を与えていたつもりでも、それが許容される程、甘くはなかっただけの話。そもそも「与える」なんて心持が甚だしい。いろんな人を、いろんな感情を、いろんな愛情を、踏み躙って、言葉通り蹂躙して今の自分が在るわけで。「いい経験」だったなんて割り切る度量もないから、ずっと十字架を背負って生きるつもりではあるけれど。でも決してそれらを「枷」にするつもりはないから、自分を愛してくれる人への愛が曇る事もない。

自分自身を見つめ、見つめ、見つめ、そして出られなくなった貴女へ
                          貴女の価値を決めるのは誰だろう?

我慢で自分を殺して、殺して、殺して、そして相手を傷付ける事が出来なくなった貴女へ
                          傷のない人生に、どれだけの価値があるだろう?

生きる事に疲れて、疲れて、疲れて、そして未来を見る事が出来なくなった貴女へ
                          過去のない未来に、どれだけ希望があるだろう?

貴女が生きた時間には、無駄なんて1秒たりともない。一瞬一瞬に価値があって、宝石のような輝きを持つ思い出ではないかも知れないけれど価値があって、今正にこの瞬間にも価値があって、貴女の糧になる。

傷を負わなければ分からない痛みもある

痛みを感じなければ分からない癒しもある

                          癒しを知らなければ癒す事も出来ない

少しだけ力を抜いてみればいい。早く死ねばいいと言った貴女なら、もう何も恐くないでしょう?傷付いて、傷付けて、痛み切った心ならもう何も恐くないでしょう?開き直って、全てを正当化して、、唯我独尊の貴女が開けるドアの先は、いつもとは違う光景。新天地で見る全てが、貴女の糧となるはず。

    生きるとは何のことか――生きるとは、死にかけているようなものを
                          絶えず自分から突き放していくことである。

皆が知ってる偉人さん、ニーチェの格言の一つ。自分も結構気に入ってる一つですが、今の貴女にはこの言葉が1番、良い意味でも悪い意味でも必要だと思ったので。悪足掻きしましょうよ、どうせなら。人生一度きり、短い時間をどう使うかは人様の勝手ですが、自分はこの拾われた命を必死に守りながら、一人の人間の為に使い果たすと決めましたよ。捨てようと思ってた物を拾われちゃったなら、もう其れはその人の物だから。例え其れが命であろうと。死ねと言われれば死ぬし、生きろと言われれば生きる、そんな人生も悪くない。その人が望むなら、どんな犠牲も厭わないから。

貴女がどんな選択をするかは、自分の知るところではありませんが、これだけは言っておきます。

          無価値も価値、無意味も意味、零と壱の違いを知れ

これは貴女に送る私の言葉です。隅っこでもいいので、心に留めておいてくれれば幸いです。


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コメント 2

N

ありがとう。
ちょと恥ずかしいですねw色々な意味で^^;
また、頑張れるかな・・・w
これからもよろしくです^^v
by N (2006-10-17 15:32) 

Ayato

よく分からんが今の俺の心にも染み入る言葉だったぜ( ,_ノ`)
by Ayato (2006-10-19 23:54) 

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